昭和八年十二月に完成した能勢妙見山 本瀧寺の本堂は行基菩薩の建てられた「爲楽山大空寺」にちなみ、「大空殿」と名付けられています。
昭和十年五月十六・十七・十八の三日間にわたり、能勢妙見山 本瀧寺において落成慶讚が盛大に営まれました。
内陣・中陣・拝殿に分かれ、内陣にはご本尊のお釈迦様を中心に、ご本尊の妙見大菩薩・常富大菩薩様が祀られています。参拝者のご祈祷は、内陣で厳粛に行われています。
拝殿には参拝者はいつでも上がることができ、毎日お経の絶えることはありません。お堂の周りはお題目を唱えながら、お百度を踏む人も多く熱心に数読みの竹をもってまわる姿が見られます。